
隠れて甘いkissをして
第64章 内緒の準備
「ネットで目星の商品見て、決まったものを言いなさいよ。
面倒だけど、優しいアタシがクリスマスまでに買ってきてあげるから」
声をかけると、隼人はため息をついた。
「結局そうなるか……。
ちゃんと自分で見て選んだものを買いたかったのに」
「あんたが目をキラキラしながら選ぶ姿が目に浮かぶわ。
目立って仕方ないんだから、絶対に1人で行くんじゃないわよ。
なんなら、いつくか候補出しなさいよ。
アタシが店で実際に見た中から決めてあげる♡」
「…やめろ。
お前のセンスで決めたやつなんて、由宇には絶対似合わない」
っかーーー!
可愛くないわねーー。
こいつのカードでアタシの分も買っちゃおうかしら!
