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隠れて甘いkissをして

第57章 隠れて甘いkissをして


▽Side... 由宇



エレベーターがなかなか止まらない。


25階のここから1階のエントランスホールまで、普段なら2分もかからずに降りれる。


早く……早く来て……


目を閉じて、その時を今か今かと待っていた。





やっとエレベーターが開くと、私は急いで乗り込んだ。


さっきの隼人の告白が、心の奧で響く。


心臓がドキドキして、私は思わず胸に手をあてた。


落ち着かなきゃ……





そして




エレベーターは1階に着いた。

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