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隠れて甘いkissをして

第56章 愛の告白

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秋晴れの、気持ちの良い午後。


お昼を食べ終わってデスクに戻った私に、立花が声をかけてきた。



「咲原、見せたいものがあるんだけど」

「? うん、何?」

「ちょっと来て」



立花は私を連れ出して、フロアの端にある会議室に入った。


タブレット端末を取り出して、何やら準備をしている。




「………立花、ありがとう」



私は彼に向かって口を開いた。



「ん?」


「あの麗華ってモデルのこと……隼人に言ってくれたんだね。

そのお陰でちゃんと謝ってくれたし、もう来なくなった。

……本当に、ありがとう」


「いいよ。

それに、礼を言うのはまだ早い」




立花はにこっと笑うと、私にタブレット端末に映った映像を見せた。

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