
隠れて甘いkissをして
第56章 愛の告白
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それから、3週間が過ぎた。
あの日から、隼人は休みが全く無いらしい。
遅れを挽回するために、アンジーに怒涛のように詰め込まれている、と電話口で嘆いていた。
電話したり、メールしたりする度に
早く逢いたい気持ちが溢れてくる。
それでも、今までのように不安になったり、心配したりはしなかった。
色んな事があったけど……
乗り越えたことで、隼人への想いは揺るぎない決心へと変わったんだ。
だから
次に逢える日まで、私は笑顔で待っていられる。
もう、その想いに迷いはなかった。
