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隠れて甘いkissをして

第55章 溢れる愛


「由宇、ここは笑うとこじゃねーよ」



隼人が困った顔をして、私の頭に手をのせる。



「俺、もうお前を離したくないんだ。

あんな男への情なんて忘れたふりして、今すぐ抱きたい。

こんな鬼オカマ無視して、さっさと俺のマンションに帰ろうぜ」


「なんですって!!」




キーッと憤慨するアンジーを見て、私は声に出して笑ってしまう。



隼人も、そんな私を見て顔がほころんでいた。





ありがとう………





私はもう、大丈夫よ。



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