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隠れて甘いkissをして

第53章 もう離さない

「それに私、隼人の元カノみたいに美人じゃないし。
スタイルもぜんぜん良くないよ」


「……由宇……」




俺は抱きしめる手に一層力を入れた。




「ただのOLで、普通の一般人だけど……

それでも、隼人の近くにいたいの。

隼人の迷惑にならないように、気をつけるから……」


「………うん」


「もう、迷ったり、悩んだりしない。

隼人の傍を、離れたりしないからね。

隼人は……私のものだよ……///」


「………由宇、こっち向いて」




体を離すと


真っ赤な顔をした由宇が、恥ずかしそうに笑って


両手で顔を覆った。


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