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隠れて甘いkissをして

第51章 対決


大きく振り払われた手から、ボイスレコーダーが投げ飛ばされて、車道に転がる。




「あ……!」





私はそれを追って飛び出した。



次の瞬間………





「由宇!!」


「由宇ちゃん……!!」





追ってきたアンジーとシゲさんの声が聞こえる。






車のヘッドライトが広がり





私の体は宙に浮き、目の前の景色が反転したあと





真っ暗になった。


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