
隠れて甘いkissをして
第51章 対決
ドクっと心臓が鳴る。
私が感じていた威圧的な視線は、この子だったんだ……!
「引っ叩いてやろうと思って出て行こうとしたら……この2人があなたに近づいたからやめたんだけど。
何かありそうだったから、ここまで後をつけてきたの。
ラッキーな事に裏口に周ったら空いてたから、忍び込んだのよ」
彼女はクスクス笑いながら続ける。
「七瀬隼人とあなたが一緒にいるところでも押さえて、マスコミにバラしたいとはずっと思ってたんだけど。
もっと凄い話を聞けちゃったわ。
あの七瀬隼人の父親が有名人なんて、世間は知らないし……
過去にそんな壮大なドラマがあったなんてね」
