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隠れて甘いkissをして

第51章 対決


「………誰だ?」




急に、シゲさんが裏口の方を見て口を開いた。


私とアンジーが、同時にその目線の先に振り返ると


そこには……




「…………!!」




裏口の空いた扉から、フワッと髪をなびかせて


1人の女性が入ってきた。


遠慮もなく、私とアンジーが座るカウンターの前まで近付いてくる。


その姿を見て


私は一瞬声を失った。




「……お久しぶり、咲原さん」




立花の彼女は、私を見てニッコリと笑った。

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