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隠れて甘いkissをして

第51章 対決

「………アンジー………」




やっと、やっと……


自分の心が、揺るぎない信念に満ちていくのを感じる。


アンジーは微笑んで、私の頭を撫でてくれた。




「アタシはね、隼人の仕事のパートナーであるのと同時に、1番の隼人のファンなのよ。


あいつが仕事をしないのは困るけど、それよりも隼人が隼人らしく生きていって欲しいって想いの方が、格段に強いわ。


隼人の真の心をいつでも尊重するってのが、アタシのモットーなのよ」


「…………っ」


「あんたと隼人を邪魔する奴らから、アタシはアタシのやり方で守ってあげるから。

由宇、あんたは自分に素直になりなさい」




カウンターの中にいるシゲさんも、無言で頷いた。




「アンジー……シゲさん……」

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