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隠れて甘いkissをして

第5章 まちぶせ



「…………っ」




逢えた……!


あの時の彼に…!!


私は彼の前に走り寄った。





そのまま抱きつきたい気持ちを必死に抑えたけれど

その反動からか、さっきまで我慢していた涙が一気に溢れてしまう。





「あはは、また泣いてる。
君、泣き虫なんだね」




彼は笑って、私の頬をつたう涙を拭った。

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