
ももいろタイム【完】
第14章 俺の彼女
「優、おはよ!今日はあたしがお祝いしてあげるね」
「俺は梓だけでいいけど?」
「す、優!」
日曜の今日、笑いながらディ〇ニーランドへ歩き出した。
どの乗り物もいっぱいだったけど、梓と待っているとあっという間だった。
二人で手を繋いで、俺の家に帰って来た。
親は俺たちに当てられて、久しぶりのデートだ。
帰りは遅い。いや、帰って来るのか?
俺には願ったり叶ったりだ。
「梓、いい?」
「優、お願い。シャワー………」
「了解」
俺の長めのTシャツを出し、風呂場へ連れていく。
タオルを渡す。
「梓、一緒入る?」
ニヤニヤして言えば
「だ、ダメ!」
赤くなって焦るのが、可愛い。
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