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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第6章 Waking(めざめ)

 学校にいるときはケータイの電源は切るが、校門を出るとすぐにオンにする。
 いつケータイが鳴るかを心待ちにしている自分に気づいた時、愛奈は愕然とした。このケータイにかけてくるのは世界で一人しかいない。何で大嫌いな男からの電話を待ちわびるのか、そんな自分が自分で信じられず呆れた。

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