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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

「へえ、クッキー。君が焼いたんだ?」
「そう」
 そこで少し考えて、付け足した。
「本当は来年のバレンタインに手作りチョコを渡そうと思ったんだけど」
 反町君の黒瞳がじいっとこちらに向けられる。愛奈は居たたまれなくなり、紅くなった。
「こ、告白しようかなとか思ってたりしてたから」
 思わず声が上擦ってしまった。変な女だと思われていなければ良いが。

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