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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

 大木先生の言い分は当然のことだ。しかし、拓人は首を振り、立ちあがった。
「別に、あなたに認めて貰おうとは思っていませんよ、先生。これは僕たちの問題ですから。愛奈、帰るぞ」
 最後の科白は愛奈に向けられたものであることは判った。愛奈は慌てて立ちあがりながら、大木先生に言った。
「先生、何かの誤解か勘違いだと思うので、また明日、お話しさせて下さい。これから従兄とよく話し合ってみますから」

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