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いつまでも、何年経っても切なくて

第4章 俺だけのもの

私と遥さんがそんな時間を過ごしている頃
響と涼ちゃんは...


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..................



「なぁ、響...お前良かったな...莉子に想いが届いて小さい頃からずっと好きだったもんな」


“何だよ、知ってたのかよ”


「当たり前だろ、莉子より俺の方がお前を知ってるっつーの。」


“気持ちわりぃ言い方すんなよ”


「だから俺、莉子と二人で遊ばないようにしてたんだ。お前のためだったんだから、感謝しろよ」


“は?”

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