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そして話し合いは終了。

行き先はほとんど、航平と蓮さんが決めた。


午前中はみんなと回って、昼からは男女別々行動らしい。

俺は航平と蓮さんに耳打ちをした。



｢ちょい話がある…｣

俺は２人をトイレに連れていった。



｢なに？俺、ボコられんの？｣

航平が怯えた声で言った。


いやいやボコるとか…。
まぁ確かにバスん中の件でイラついてるけど違う…。



｢あのさぁ…ここ行きたいんだけど？｣


｢指輪？力哉が？｣

俺が指輪っておかしいですか…蓮さん。



俺はある作戦を立てていた。

それは小さい時にした約束。


どうしても叶えたい夢でもある。



俺は航平と蓮さんに協力を頼んだ。




｢よし!!力哉のためだ…やるぞっ!!｣


｢しょうがねぇ…やりますか…｣

ありがとよ…航平、蓮さん。