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華のしずく~あなた色に染められて~

第16章 【夢のなか~華のしずく~】 光の祈り人

 女郎屋で遊女として身をひさいでいたところを秀信の眼に止まり、城へ側室として召し上げられたのが二十歳のときである。ほどなく懐妊し、秀吉を生んだのだが、秀信の正室定子(さだこ)に虐げられ、わずか三年後に城から出された。

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