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ずっと傍に居て

第6章 幸せって…




彼がSに刃物を向けた

阻止するSとあたし


いったい何を叫んだかは
もう覚えていない

だけど
何かを叫んで
何とか包丁を
彼の手から奪おうと
力の限り
彼の腕を掴んだ



力を緩める気配はない



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