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histoire d'amour eternel

第30章 熱中症



あたしは思ってる。




触れたい。



近付きたい。



キスしたい。




思っちゃってる。




“いい?待っててもダメなら自分から行かなきゃ!”




美鈴の声が頭の中で木霊する。




………というか。



キスの事ばかり頭にあるせいか




「………でさぁ、って。

おい、聞いてる?」



「へっ?!」



「お前、今日変だぞ?ボーッとして」


「ちゃ、ちゃんと話聞いてるよー!あはは~……」



「?

変なヤツ。…まぁいいか。

でさ?そいつがさぁ……」




どうも、君の唇が気になってしまって・・

どうも、君の唇に視線が自然と向いちゃって…



完全、あたしの思考




君の唇、一直線状態。






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