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残業・メモ子

第57章 想気

石割と…少し話した……


「…お前…必死過ぎて…すげぇ事言ってたぞ?」



「は…?大島さん……マジですか?」




恥ずかしい事を…考えなしに…口にできる石割は…


まだまだ…若いなぁ〜…って…笑ってやった…




しかし……藤原は…何故…来なかった?




俺達だけで……大丈夫だと…思ったのだろう…




藤原らしいが……





少し……悔しかった…








芽依子が…まだ公園に居る事や…



泣きまくる事…



石割の…スープ…の事…







あいつは…芽依子の必要な物をなんでも知っているみたいだった……










俺は……


芽依子を抱きしめ……涙を受け止める事しか…出来なかったのに……







あいつは…







芽依子を…よく…解っているかのようだった……



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