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BL短編

第1章 溢れ出た想い

「まあいいや、適当に持ってくるわ。」
「お、お願いします!」
「どもりすぎ。」
ニカッて笑う直人に、俺は。


やばい、勃った。

テーブルで隠れてるから、直人には気付かれないけど、俺はいつ気づかれるかでハラハラした。

「お湯沸かさなきゃだし、5分、10分はかかるから、適当に時間潰しといて。」
制服をハンガーに掛けてクローゼットにしまい、部屋着に着替えて部屋を後にした。

Yシャツが無造作にクローゼットの前に置かれていて、俺は堪らずそのYシャツを手に取った。

「っ直人!直人!」
カチャカチャと制服のズボンから自身のちんこを取り出し、しごく。

「好きだー....」
直人の香りを肺いっぱいに吸い込み、俺は罪悪感に苛まれながらも、手を止めることが出来なかった。

直人のシャツを自分のちんこに巻き付けたいと思うけれど、そんなことしたら絶対にバレる。
バレずに済むことを探して周りを見渡す。

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