テキストサイズ

天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第11章 ~変わってゆく日々~


 部屋の暖房が効きはじめ、俺は制服のジャケットを脱ぎネクタイを外す。

 凛音のはだけた制服を脱がしていると、


「お兄ちゃん……ココは?」

 凛音は変なスイッチが入ったようだ。

 艶かしく、されど興味津々な様子で俺の大事な場所を擦る。


「知るか、そんなトコ書いてるわけ無いだろ」

「でも、大事なトコなのにね」

 大事でも意味合いが違うだろ。

「……とに、お前は女心とか言う割にはムードを壊すよな」

「へぇ、そ? わたしは興奮するけど」

 ……うん、凛音はそういう奴だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ