テキストサイズ

天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第6章 ~今年最後の締めくくり~


「痛くないか?」

 俺はゆっくりとカラダを落とし凛音においかぶる。

「痛みと言うより圧迫がすごい……お兄ちゃんの大きいから」

「他を知ってるみたいに言うな」

 俺が拗ねて言うと凛音は「ふふ」と、小悪魔的笑みを見せた。

 いつも、俺を困らせるその笑みが、今はすごく愛しく見える。

 自然と凛音の唇に触れてしまう。

 苦しむ凛音には悪いが、凛音の中は想像を遥かに超える心地よさだった。熱い内部が猛る俺を包み込む。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ