無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　締めつける快感が下肢が疼く。
　凛音の惜しむ言葉に、優しさを見せるも本当は止めたくないと思い知らされる。

「いいのか？」

「……やめちゃヤダ、お兄ちゃんひとつになりたい」

「凛音……」


　凛音は強張るカラダのチカラを抜こうと、ゆっくりと呼吸をする。締め付けていた内側が緩み奥に誘ってくるようだった。


「ごめん……凛音、俺もやめれないかも」

「やめなくていいんだって……もう」


　兄のプライド形無しだな。
　凛音に気を遣わせてしまった……

　俺は、凛音の腰を掴みゆっくりと内に沈めてゆく。