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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第3章 ~冬休みは危険がいっぱい!?~



 凛音は、ジッーと物欲しそうな目で俺を見ている。

「ハァ……何考えてるんだ」

「だって、勝手に動いちゃうんだもん」

 と、凛音はモジモジと足を擦り合わせる。

「……先、風呂は入れ」

「え……おにいちゃんは?」

「俺は後からでいい」

「ダメだよ……風邪引いたら困る」

「……お前よりは、丈夫だから心配するな」



 

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