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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第3章 ~冬休みは危険がいっぱい!?~



 冷たい体温が無意識に凛音の暖かさを求める。柔らかくて気持ちよければなおさらだろ……

「お兄ちゃん……キスして?」

 この状況下、俺の肩に手を置き凛音は見上げ唇を寄せてくる。

 して、と言いながら、自ら唇を合わせる凛音。

 キスっていうのは性的興奮を呼ぶ。

 ぬちゃ、と舌が擦り合わさると甘い凛音の味が俺の欲を駆り立てる。

 無理やりだった口づけのはずが、割り込んできた凛音の熱い舌を吸い付きたくなる。

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