男気花飾り。
第6章 繊細なレース。
―――――パタン…
自分の部屋に入るなり…
ベッドに俯せで倒れこんだ…
「はぁ〜…疲れた…」
さすがに…ヒールで3、4駅歩くのは……厳しかった…
時々ベンチを見つけては…休憩しながら歩いて正解だった…
足…パンパン
女の子は…これが毎日だ…
可愛い服にはリスクもあるって事だ…
床に置かれた沢山の買い物袋…
「……寺の…ニット…」
一際…鮮やかな紙袋…
俺は…体を起こして…
袋を開けた―――――…
ファーの衿が可愛いニット…
「……ん?」
買い物袋の中に…もう一つ袋が……
手に取り………
開けてみる…
「!!!え?」
そこには…レースの付け衿が…
え?付属?ん?違う……
寺?なんで?
俺は…急いで寺に電話をかけた!!!
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