
男気花飾り。
第12章 華やかネイルチップ。
俺は…背中に寺の温もりを感じながら……
赤面したまま……
つぶやく…
「寺のキス…気持ちよくて…思い出しちゃって…
胸とか…ドキドキしたし…ムズムズしたし……
寺が触れたところが…熱くて…敏感で……
昨日………ヤッチャッテ…////」
「…雅…聞こえない…」
「昨日!!!寺で!!!オナニーしちゃったの!!!!!!」
あ…言っちゃった……
「…////雅…///」
「//////////…」
もう……恥ずかしい…
「…今日…何度、高木にヤキモチ妬いたか……///」
「え…?ヤキモチ?」
「高木と…仲良くしすぎ…
“から揚げアーン”とか…マジでヤキモチしまくったし!
ストレッチ…も……
伸びてる雅が…色っぽくて…ヒヤヒヤした…」
寺はゆっくり顔を首筋から離れ…
俺の頬に…自分の頬を寄せ…
頬にチュッとキスをした……
「て…寺……」
「ヤキモチと…不安で…
死ぬかと思った――――…」
「……ゴメン…恥ずかしくて…」
「――――――…もう…」
