
男気花飾り。
第12章 華やかネイルチップ。
午後は、体育の授業…
食後の体育なんて…脇腹痛くなりそうだな…
運動着に着替えて体育館へ向かう…
流石に冬の体育は…キツイ…
体育館自体が冷凍庫の様に冷え冷えとしている…
「ちゃんと、準備体操しないと怪我するからなぁ!!!」
先生の指示で二人一組でストレッチをする…
「高木!ストレッチしよーぜ?」
俺は……高木にストレッチのペアを頼んだ…
寺とホントは…やりたいのだが…
まだ…引きずっていると…言うか…
密着は……俺には!!!刺激が強すぎる!!!
「別にい〜けどよ…メセンガ…」
「何?何か言った?」
高木は…やれやれと…
俺と…ペアを組んだ…
チラッと…寺を見ると…
寺と背丈が一緒の佐々木と…ペアを組んでいた…
いいなぁ…佐々木…
寺に…背中押してもらってる…
寺………かっこいいなぁ…
手足…長い……
ん〜って…する唇……
触れたいなぁ…
「…皆川…フェロモンだすの…やめてくれませんか?」
「はっ?!え?フェロモン?」
高木は…俺の頭をチョップする…
「はぁ…この手の人種は…皆…そ〜なのか?」
「はぁ?高木…何言ってんだ?」
