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やっと、やっと…

第9章 暗い闇の中


そのまま圭介は舌を絡めながら
私の胸を揉む




「・・・んんっ」





圭介は唇を離し私の胸に吸い付く




「――っゃん・・」




(いや、こんなこと・・)




私は圭介から与えられる刺激に
歯を食いしばって耐えた




「唯、気持ちい?」




胸から口を離し
私を見上げて言う



私は何も言えず泣きそうな思いで圭介を見る




「嫌なの?」




そういって圭介は私を解放する




(あ・・よかった)





解放され私はほっと息をつく


だけど








グイッ








私はベッドに倒されてしまった








「そういう唯の顔が




俺を煽るんだよ・・?」





圭介はニヤっと笑い私の首筋に吸い付く




「――っやあ!」





「消えちゃったね、俺の跡・・



またつけてあげるから」






そう言って私の首に跡をつけていく




(やだ!やめて!)




私は圭介の肩を押して抵抗する








「・・煽ってるの?

唯は強引にされるの、好きなんだね」





そういって圭介は私を
笑いながら見上げた






血の気が引く








圭介は、






この人は









私を・・










私をどうしようとしてるの・・?




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