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やっと、やっと…

第9章 暗い闇の中



「・・え?」



その様子を不思議そうに遥が見ている




「どうしたの??
今喧嘩でもしてるの?」





「いや、そういうわけじゃないけど・・」




圭介も私に少し視線をやると
すぐに目を逸らし学校の中に入って行く





「何かあったんなら言いなよ唯」






「うん・・・」






(遥にも話せない

思い出したくない・・)






「まあいつでもいいけど

辛くなったら話してよ!」






「ありがと遥」






「じゃあ私もう行くから、

気をつけて帰りなね!」





そういって遥は他の友達と帰って行った







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