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妄想と生きる。

第57章 秘密のデート。


『着きました』

後輩からのメール。

待ち合わせの場所へ向かう途中でメールが届いた。

私も間もなく着いた。


私は車を降りて、後輩の車に向かった。

窓越しに目が会って、お互い笑顔になった。


『おはよ』
私は、ためらうことなく後輩の車に乗った。

『おはようございます』

後輩はちょっと疲れ気味だった。
夜勤明けかな…?
そう思って聞いた、

『何時まで仕事してた?
もしかして寝てない?』

私の問いかけに

『寝ましたよ(笑)
3時間くらい…』

笑って答える。

『大丈夫??
無理しなくて良かったのに…』
私は申し訳なくなった。

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