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きっと、夢。

第1章 きっと、夢。

「前回のも来てくれてたよね?ありがとう」

それだけ言うと、すぐに次へまわっていった。

「主任!すごいですね!気づいてくれてたんですね!」

うん。

ほんとに。

だって、あれだけの人がいるなかで、あたしたちの顔を覚えてるなんて。

しかも、前回は出待ちもしてないのに。

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