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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

正直あの日以来、毎日思い出してしまっていたからだ。 


キスされた事…。


「おはよう…。」


私が仏頂面で挨拶すると、側にいた西垣さんは


「あっ!高橋樹だ!」


名前を叫び、瞳を輝かせている。


「へっ!知ってんの?」


「えっ!若い世代に結構人気出てるんですよ!」


「へぇ~。」


そうなんだ~無関心な私に


「マジ!やったね!」


喜ぶ、高橋さん


「てか、宮脇さん知り合いなんですか?」


西垣さんは食い付いてくる。 


「あ…仕事でちょっと…。」


「宜しく~!」


気不味い私に、呑気な高橋さんに…。


「握手して貰えますか~!」


ミーハーだ!西垣さん!


何か今後、面倒にならなきゃいいんだけど…。


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