テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

「からかわないで…高橋さん、服着てよ。」


高橋さんの素肌が、今にも密着しそうだ。


肥満体だったとは思えないくらい引き締まって、綺麗に筋肉も付いている。


多分毎日、筋トレとかしてるんだろう。


近くで見ると、綺麗な顔立ちしてることも良く解った。


榎田さんが、期待した理由も納得だ。


高橋さんがジッと私を見るから目が合ってしまい、顔が熱くなる。


すると


「宮脇ちゃん…ちょっと、細すぎじゃない?」


「へっ!」


いきなり何!?


「こないだの撮影でも思ったんだけどさぁ~。ガリガリだよね!もう少し肉付けたら色気出るよ~!」


高橋~!!余計なお世話だ!


「高橋さん!セクハラ!」


「胸…もう少し欲しいかな~。」


私の言葉を無視した挙げ句、胸を軽く揉まれた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ