
そして僕等は絡み合う
第2章 宮脇 詞の場合
「二つ目~宮脇ちゃんの才能を開花させたかったから~!男のロマンだよね~!」
「才能?私にですか?」
「高橋さん!」
柴多は、何か察したみたいだが、お構い無しに高橋さんが語り出す。
「宮脇ちゃん…俺と最初に出会った時にマネキンにコーディネートしてたでしょ。」
「う、うん…。」
「最初のコーディネートがダメ出しされた訳…知ってる?」
「訳?」
店長の言葉を思い出す。
「店のイメージに合わないからじゃ…。」
私は、そう思ったからスタンダードなコーディネートに入れ替えした。
「確かに!ただ、あの時は宮脇ちゃんのスタイルにブランドがおっつかなかったんだって!」
「えっ!そうなの?」
私はてっきり、スタイルを否定されたんだと思った。
「才能?私にですか?」
「高橋さん!」
柴多は、何か察したみたいだが、お構い無しに高橋さんが語り出す。
「宮脇ちゃん…俺と最初に出会った時にマネキンにコーディネートしてたでしょ。」
「う、うん…。」
「最初のコーディネートがダメ出しされた訳…知ってる?」
「訳?」
店長の言葉を思い出す。
「店のイメージに合わないからじゃ…。」
私は、そう思ったからスタンダードなコーディネートに入れ替えした。
「確かに!ただ、あの時は宮脇ちゃんのスタイルにブランドがおっつかなかったんだって!」
「えっ!そうなの?」
私はてっきり、スタイルを否定されたんだと思った。
