
そして僕等は絡み合う
第5章 南野 昴の場合
「 南野さん、大丈夫ですか!?」
俺のオーバーアクションに素直に心配してくれる東さんが嬉しくて、思わず抱き締めてたくて手が伸びそうになった。
いかん!いかん!
東さん
純粋無垢な可憐な雛菊!
俺みたいな筋肉馬鹿の力で簡単に手折ってはいけないんだ!
大事に大事にしなくては…。
宙に浮いてやり場のない手をブンブン振り回し始めて
「いやぁ〜!楽しみにだなぁ〜!皆んなでバーベキュー!!詳しく決まったらまたご連絡しますね!」
邪な心を悟られないように、満面で笑顔を作った。
「はい…お手数ですが宜しくお願いします。では私これにて失礼致します」
東さんはお淑やかに、礼儀正しくお辞儀をすると、最後に可愛らしく微笑んで自分の部屋に戻っていく。
「あっ!はい!また!!」
もっと話したかったと後ろ髪を引っ張りたい気持ちになったが、今までこんなに沢山話せたことがなかったから大収穫だ。
昨日といい今日といい素晴らしい日が続いたことに、すこぶるご機嫌な俺は鼻歌を歌いながら部屋に向かった。
俺のオーバーアクションに素直に心配してくれる東さんが嬉しくて、思わず抱き締めてたくて手が伸びそうになった。
いかん!いかん!
東さん
純粋無垢な可憐な雛菊!
俺みたいな筋肉馬鹿の力で簡単に手折ってはいけないんだ!
大事に大事にしなくては…。
宙に浮いてやり場のない手をブンブン振り回し始めて
「いやぁ〜!楽しみにだなぁ〜!皆んなでバーベキュー!!詳しく決まったらまたご連絡しますね!」
邪な心を悟られないように、満面で笑顔を作った。
「はい…お手数ですが宜しくお願いします。では私これにて失礼致します」
東さんはお淑やかに、礼儀正しくお辞儀をすると、最後に可愛らしく微笑んで自分の部屋に戻っていく。
「あっ!はい!また!!」
もっと話したかったと後ろ髪を引っ張りたい気持ちになったが、今までこんなに沢山話せたことがなかったから大収穫だ。
昨日といい今日といい素晴らしい日が続いたことに、すこぶるご機嫌な俺は鼻歌を歌いながら部屋に向かった。
