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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

そこからは、自分でない様な勢いだった。


高橋さんが求めてるのは、ウチの王道じゃない!


『宮脇詞のスタイル』だ。


私は夢中に、なって高橋さんをコーディネートした。


ヘアースタイリストさんが


「へぇ~!このブランドが高ちゃんに似合う様になるんだ!」


と、言うと


「オイラは、何でも着こなしますよぉ~!」


高橋さんは、冗談ポク答える。


「ははは!じゃあ、髪合わせるねぇ~!」


そして、コーディネートに合わせてスタジオが動き出した。


すると


「あ~悦っちゃん!次は彼女宜しく~!」


すると、悦ちゃんと呼ばれたスタイリストさんが


「畏まり~!」


と答え、私の腕を掴んだ。

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