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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

キリキラして、夢の世界に思える。


すると高橋さんが、現れた。


スクリーンの前に立って、次々とポーズを決めていく。


落ち着いて客観視すると、やっぱり高橋さんは、カッコいいんだと思った。


でも何より凄いと思ったのは、服を主役としてちゃんと引き立たせてる。


高橋さんが作りあげてく世界に、私は引き込まれ見いっていった。


すっかり我を忘れている時


「暇でしょ。お茶どうぞ。」


「えっ!あ、有り難うございます!」


見上げると、サラリーマン風な眼鏡をかけた優しく微笑む男性が、お茶を差し出してくれた。


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