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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

「そこそこって何よ…。」


ブツブツ…言って、ホームページを見てるし…それにしても高橋さん…


「人見さん…マヨピョンの事…何か言ってたんですか?」


「う~ん。大好きなんです!って言ってたよ~。」


「はい?」


『大好き』…ボムッ! 


って、頭から湯気が出そうだった。


な、な、な、何言っちゃってんの~人見~!!


そんなにあのコスプレマニアが好きなんかい!


あったま、おかしぃ~!はははは~! 


…私、なんだよね…。


「でもさ…このままだとすむ世界が違い過ぎて、何もしてあげられない…から、変わりたいんだってさぁ~!人見~ん、男だよね~!」


「え~マヨピョン星、遠いじゃん!」


「それは、ただの設定ですから…。」


宮脇さん、割りと天然?


人見さん…どうゆうつもりなんだろ…。


高橋さんは、ホームページを覗き込むと、宮脇さんに押し退けられていた。

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