テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

う~ん…確かにカードはあった気がするけど、プレゼントがどれかが解らない!


でも、この人はマヨピョンファンの中では、常識人な気がするから上手く流そう。


『SOUさん、ありがピョン!気に入っておりますピョン!』


ここで終わらすと、後が大変だから…


『みんな流石だピョン!プレゼントみんなマヨピョンお気に入りピョ~ン!』


みんなもおだてないとね…チャットルーム荒れると面倒だし!


『なら…良かったです。着けて頂けたら光栄です。』


SOUからのレス…。


ちょっと珍しいな…この人が、個人的な事を言ってくるのは今まで無かったのに…。


流石にプレゼントを無くされたくはなかったのかな?


着けて下さいか…コスプレグッズかな?


今日は、何か疲れたよ~取り敢えず退出して寝よ~!


そして私は


『もうマヨピョンは、帰るピョ~ン!またピョ~ン!!』


想像できる『またピョン!』の羅列を無視して、パソコンの電源を落とした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ