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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

露骨に顔に出てたのか


「嫌ですか?」


「私と…人見さんで…?」


敢えて確認してみると


「はい…今日のお詫びを兼ねて。」


あら、以外と律儀ね~。


「何処に…。」


安いファミレスとかじゃなの!?


「何か希望ありますか?調べて予約しておきますから。自分が奢りますよ。」


奢り……正直、私はボンビー…金欠だ。


奢りで好きなモノなんて、ラッキーだよね!


「人見さんの予定に合わすの?」


「西垣さんに、合わせますが。」


へへ~!全て私が決められるのね~。


なら、一回くらいいっかぁ~付き合ってあげるピョン!


「そこまで言うなら、仕方ないわよね!良いわよ別に!」


人見さんは、喜ぶのかと思いきや~


「じゃあ、そう言う事で。日時と食べたいモノが決まったら、ドアポストにメモでも入れておいて下さい。」


淡々と言って、カタカタとチャットに戻った。

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