テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

そんな出会いだった、高橋さんが一緒のアパートにいるんだよ!


諦めちゃだめだ!


諦めた時点で終わりだ!


ネバーギブアップだ!


何か肉食系より体育会系になって来たぞ?


よっしゃ~!


私は、アパートの前で片腕を高らかに上げた…。





がっ!


それから全然、高橋さんと会えなかった。


待ち伏せしたりしてみたんだけど、絶妙にスレ違う。


くっ!運命は、何て意地悪なの…。


昼ドラだって、無駄にあり得ない展開になるじゃない!


障害があってこそ、手に入れた悦びは大きいんだわ!


やっぱり、何事も大志を抱かなきゃだね!


ん…もしかして、高橋さんも宮脇さんにそんな感じなのかな…。


ふふふ…私が勝つか、高橋さんが勝つかだ…。


今度また、宮脇さんに飲み会をセッティングして貰お~!


ザッ!!将を射るなら、ナンチャラ作戦だぁ~!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ