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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

「高橋さ~ん…モデル仲間とかに、彼女さんとかいるんですか~?モテますよね?」


高橋さんは、イカクンを噛みながら


「ん~俺~?モテないよ。今、狙ってる子もツレなくて…ね~宮脇ちゃん!」


「グホッ!」


気管に入ったのか、しばらく宮脇さんはゲホゲホしていた。


共通の知り合いなのかな?


でも狙ってる人は居るんだ…まあ、ライバルが居る程落とし甲斐が、あるってもんよね!


「同業者ですか~?」


「まあ~ねぇ。他に出会いないもん!」


じゃあ…やっぱりモデル?


「高橋さん…好みのタイプは?」


モデルが好みなら、タッパは足りないけど、胸で何とかフォロー!


「好みね…。面白い奴かな!」


「面白い…ですか…。」


基準が広過ぎて、解らない!!

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