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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

「好みじゃないの?」


更に柴多は、聞いてきた。


「好み~?」


「詞のスタイルに…合わせ易いとかさ。」


成る程!


「そう言われてみれば。」


多分、うちのブランドを高橋さんに着せたら…私のスタイルは合うかもしれない。 


「そう言われたら、意識するか?」


「そうだね…やっぱりモデルにしちゃうかも。」


「ふ~ん、だから言いたくなかっんだよ…。」


「へっ!何で?」


柴多は、カウンターに肘を付いて頬杖付いて、私をジッと見る。


「恋愛対象にも、なんのか?」


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