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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

「あのさ…相談してもいいかな。友達から聞かれたんだけど…私、疎くて解らないんだよね。」


西垣さんは、焼き鳥をくわえながら


「へぇ~友達ですか?」


「う、うん…。」


ギクリ!もう勘付いてるのかな。


「何ですか~?」


「その友達がね…職場の同僚の男性から告白されたんだけど、どうしても親友にしか思えなくて。でも結構積極的にアピールしてくるみたいでね。」


「一回やっちゃえば~?」


マジで!


「やっちゃう?」


東さんは、解らないみたいだ…。


「セックスだよ!本性出るし、身体の相性も大事だよ~!」


「セッ…!結婚前にですか!」


「「マジ!?」」


東さんの言葉に、逆にハモる私と西垣さん。

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