テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

「「乾杯っ!」」


「乾杯…です…。」


それぞれ仕事が終わり、私の部屋で女子会が始まった。


「こうゆうのもたまには、いいですね~!」


一気にビールを飲み干し、胡座かいてリラックスモードの西垣さん。


それとは対象的に、正座で固まってる東さん…。


「東さん、足崩しなよ。」


「は、はい!畏まりました!」


東西で、えらい違いだな…。


それそれの仕事の話とかもしつつ、親睦を深める。


「へぇ~東っち、受付嬢なんだぁ~。」


「はい…毎日緊張してます。」


「東さん、清潔感あるから似合うよね!言葉使いも丁寧だし。」


容易に、想像がつくよな。


「そ、そ、そんな…ありがとうございます…。」


反応がちょっと、不思議ちゃんだけどね。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ