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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

シャワーを浴びて、髪を拭きつつ、冷蔵庫から缶ビールを取り出す。


ベッドの上に胡座をかきながら座った。


さっきの高橋さんとの事を振り返る。


あそこで保科さんが現れなかったら…どうなってたんだろうか?


いつかは戻ってくるのは、分かってたのに…


高橋さん、どうゆうつもりだったんだ…。


ビールを半分くらい一気に飲む。
ちょっと整理しよう。


頭で整理すると、ぐちゃぐちゃになりそうだから、紙とペンを用意した。


先ず…私の立場的に、柴多に告白されているのは、確かだ。


高橋さんは…ハッキリ言ってどうなのか解らない、けどちょっかい出される。


じゃあ…自分の気持ちは、どうなのか。 

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