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砂漠の月、星の姫~road to East~

第1章 第一夜【砂漠へ~road to oasis~】

「そうですね、確かに昨夜遅くにおひとりでお出かけになられましたよ。戻られたのは一時間後くらいでしたか、私がおやすみなさいませと申し上げたら、変わらないご様子でご挨拶なさってエレベーターに乗り込まれましたが」
「―」
 光香子は絶句した。

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